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草木染 手描き友禅
週の金曜日にフォーラムの授業で「草木染め 手描き友禅」を体験を行いました。
このブログを最近知った方に、またOKA学園を知った方に、OKA学園のフォーラムって何?をお教えします!
フォーラムとは、週一回行われる授業で、普段勉強する教科の内容とはちょっと違った授業をします。
美術館やデザイン分野のあらゆるイベントへの参加や、普段とは違う講師の先生をお呼びして、いろんな分野の事を教えていただきます。
今回は草木染め友禅作家の「林部 貢一」氏を講師に招き、手描き友禅を体験しました。
そもそも友禅-ゆうぜん-とは・・・
布に模様を染める技法のひとつで、日本の最も代表的な染色法。
京友禅や加賀友禅が有名で、とても華やかで振袖など晴れやかな着物に使われています。
今では型抜きやプリントのものも友禅と呼ばれていますが、今回は昔ながらの手描き友禅を体験しました。
デザインを決めて、下絵を描いて、糸目のりと呼ばれる色が染み出ないようにする堤防のようなものを置きます。
ここまで、林部先生が準備をしてきてくれたのでいよいよ色塗りです。
花の色に調合した染液を準備して 色を重ねていきます。
みんな集中しすぎて自然と目が近くなってしまいます。
少しずつ、色を重ねて乾かします。
そして、完成。
いきいきとした花の絵に、草木からとった染液を使うことで、より草木のパワーが感じられる作品になりました。
伝統的な手法を知り、体験することで視野も広がり、表現の方法にもいろいろあることを知れるきっかけになりました。